23歳の転機
大好きな母が肝臓ガンで他界。
ずっと応援してくれていた母が亡くなり、病院の存在は母を思い出すばかりになり、病院を離れることになりました。
今こそ、子供の頃の夢を叶えるべきではないかと。
時はすでにインテリアコーディネーターよりも、友人がWebサイトを作り運営している話を聞いて、私の心を猛烈に鷲掴みにされてしまったのです。
何故なら、彼の眼差しはとても好奇心に燃えてかっこよかったのです。
ひたむきに好きなことをやり続ける姿に「私も彼みたいになりたい!」と影響を受け、無我夢中で彼に近づく為にWebデザインを猛勉強。そして、未知の世界の扉を開き、デザイン会社へ転職しました。
物を作ることの喜び、苦悩、さまざまな経験をさせていただき3年後、当時の上司から広告の仕事に携わってみないかの誘いから、広報・広告の世界に足を踏み入れる。
広告の世界に入ると、自分が作ったものが、新聞、TV、ポスター、看板、イベント、店頭などあらゆるところに露出し、思考からビジュアル化する体験をする。
そんな中で、華やかな世界の裏側は、デザインの仕事だけでなく、「長時間労働」「プレッシャー」「チームプレー」「時間管理」「人間関係」「教育」「事業計画」などたくさんのタスクを通り抜けてきました。
がむしゃらに夢中で前に進む。ストレスよりも、求められていることに必死に答える応える時代でした。
そんなところに、オートバイで交通事故を起こして両足を複雑骨折する怪我を負いました。全治2ヶ月の入院を余儀なくされ時間がぽっかり空いた日々を過ごすことに。
しかし入院中の私は、仕事中毒でこんな時も仕事を探すほど。この時間何をしようかと友人に困っていることを伺うと、「ホームページが欲しい」との事。
友人のホームページは、業者に依頼してから数年、更新できずに放置状態でした。ダンススクールのメニューも増えていたところ、作り直したいという事でした。
スカイプで打ち合わせを繰り返し、ホームページを完成をさせることに。
友人の悩みで「更新できない」ところにフォーカスし、自分で更新できるようにリニューアル。気がついたら、会社でやっていることを細かく指導している自分がそこにいましたを