ネットビジネスで成果を上げるには、自社サイトのクオリティが影響するのは言うまでもありませんよね。
そうは言っても、ネット空間には数えきれない数のWEBサイトが存在し、それを作り上げるデザイナーも世界中に数えきれないほど存在します。そして、ターゲットとなるユーザー層の志向や好みは時代とともに変化します。
それで、数年前までコンスタントに結果を出していたサイトが、今もその流れを引き継いでいるとは限らないわけです。それでも、ネット界には長きにわたって大きくデザイン変更をしなくとも成功を続けているサイトも確かに存在します。
今日は、そんなサイトのコツをお伝えしていきますね。
Webサイトを戦略的に作りたいならここを押さえよ
コンスタントにアクセスユーザーをコンバージョンへと促すには、デザイン面だけを考えればよいわけではありません。
マーケティングに関連する様々な法則に基づいて戦略を練る必要があるでしょう。
そのひとつが「グーテンバーグの法則」です。これはWEBページ閲覧者の視点がどのように動いていくかを分析したものです。
この法則では、人はまず、WEBページの左上エリアに視線をやり、その後は右上、そして左下最後に右下と移っていくというデータになっています。これをコンバージョンに至らせるためのWEBデザインに当てはめると、どのようなページ構成にすればよいかわかりますよね。
左上に商品やサービスアピールポイントやキャッチコピーを強調するデザインにして、右下エリアに注文や申込ボタン等を配置すればよいのです。
ユーザーの行動とは
マーケティングの法則を意識することに加えて、ユーザーの動向や行動を意識したサイト構成にすることも大切でしょう。
ある大学の研究で、サイト訪問者ははじめの2.6秒でページをザっと見し、気になる部分に0.18秒フォーカスして、その部分を閲覧し続けるか、次の部分に目を移すかを決めるという結果が出ました。
人は1秒にも満たない一瞬の約0.2秒で取り入れる情報次第で、ページに留まるか移動するかの判断をするということですね。この訪問者の行動パターンを意識して、0.2秒のファーストインプレッションで閲覧者を引き付けることを目指すデザインと構成が必要ということです。
この数字を意識するしないで大きく変わってきますよ。
閲覧者の行動が鍵
コンスタントにコンバージョンを生み出すサイト構築をするためには、マーケティングと閲覧者の行動を意識した作り込みが結果に直結するでしょう。
それで、デザイン面と成果を上げるための構成要素をバランスよく取り入れるように綿密な計画が必要ということですね。