俯瞰とは、一般に視野を拡げるという意味で使われることが多い言葉ですね。
私たちが当たり前だと思っている事柄も、俯瞰してみると見え方が変わってきますよね。
当たり前だと思う内容は個人によって違います。
人間は、価値観や潜在意識によって思考が決まります。
これらは、育った環境や経験をもとに形成されるため、個人によって異なるのは当然のことですよね。ですが、そのような思考はネガティブな内容もあり、自身の行動を阻害していることがあります。
ところが、ネガティブな内容の事柄も視野を拡げてみると違う発見がある場合があります。
例えば、おっとりした性格で話すのが遅い人がいたとします。
せっかちな方からすると、イライラするかもしれません。
ですが聞き取りやすく、ゆっくり喋ることは安心感を与える効果もあるため、講習や指導をするときなど、需要が見込める場所では活躍できますよね。
私はせっかちな性格ですが、講座ではあえてゆっくり話すように心がけています。
このように、物事を前向きに考える思考のことをポジティブシンキングといい、代表的なものが、一般的に「引き寄せの法則」と呼ばれるものです。
これは、マイナスな物事でも良い面を見つけプラスに考えることで、プラスに向けた行動および努力をおこなうため、結果もプラスにできるという思考法です。
引き寄せの法則の出発点
いざ自分でやろうとしても、頭でイメージしているだけではうまくいきませんよね。
なぜなら、潜在意識や価値観などの部分では、まだ対応しきれていないためです。
つまり、心の底から願っているわけではないため、我慢や忍耐をしなければならないことが多く発生します。
そうすると、最終的に失敗してしまいます。
まずは、潜在意識や価値観を変えることが大切ですね。
その手法のひとつとして、明確な目標や願望を持つことも効果的だとされています。
新たに発見した自身の能力を活かして、お金持ちになりたいと思っても、具体的な金額や方法がなければ辿り着くのは困難です。
最終的なゴールが具体的に見えなければ、その状況で我慢を続けるのも容易ではありませんよね。
明確な目標や計画をたてることで、より現実味が増すと意識や価値観も変わりやすくなります。
ネガティブ思考は誰でも持っている
ネガティブな思考は、多くの人が少なからず持っています。
ですが、見る角度を変えることで、意識や価値観も変えることができれば、本来はマイナスな部分でもセールスポイントにできます。そうすると、より良い結果につながるかもしれませんね。まずは、日常で当たり前になっているものの見方を変えることから始めましょう。