仕事をしている中やプライベートでのやり取りの中で、話が明快で分かりやすい人っていますよね。
逆に、発言の機会は多いのだけれど、結局何が言いたいのかイマイチ伝わってこないという人もいますね。
どちらも同じテーマで話しているので、どうしてこうも伝わり方が違ってくるのかと不思議になるものです。
それと同時に、自分の話すことや内容は相手にとってわかりやすいのだろうかと気になることもあるでしょう。しっかり伝わる話し方ができるかできないかは、その人の思考パターン、つまり頭の中の整理の仕方によって大きく変わることがあります。
シンプル思考が頭の良さを証明する
話しをしていて、「この人、頭がいいな」と感じた人がいることでしょう。
自分もそんな知的な話し方ができたらなと、思うものですよね。だからこそ、研究してみたのです。何度も話すことで、見えてきたところは、頭の良い人の多くは、思考回路がシンプルです。
たまに、難しい話題や論題についても躊躇なく発言して対応しているの様子がありますが、実は頭の中は複雑に要素が絡み合ってゴチャゴチャしているのはなく、スッキリシンプルにまとまっていたんです。
地頭のいい人のテクニック
シンプル思考で地頭が良い人は、まず話の冒頭で「内容」ではなくて「目的」から話し始めます。
これは、文章で考えを伝える際にも頭のいい人は使っているテクニックです。
始めに目的を述べ、その後にどう目的に至るかの内容を説明していくのです。
それで、目的を明確にできていない人は相手に刺さる話はできないということですね。
別のテクニックは、聞き手が知っていることや身近な物事と関連付けて話すことです。
聞き手側は、自分自身にとって真新しい物事やイメージしにくい内容の話には食いつきにくいでしょう。
既に持ち合わせている知識や、日常で目や手にするものと関連付けて説明や話を進めることで、親近感を抱かせるというテクニックですね。さらに地頭が良い人は、複雑な論題も簡潔明快に伝えることができます。
それは、内容を本質を理解しているからこそできることです。他者に伝える際に、それほど重要でない部分はカットしたり内容をかみ砕いてわかりやすい言葉で話したりしています。
シンプル思考のすすめ
プレゼンや説明が上手で「頭がいい」と感じる人の特徴は、話がシンプルでよくまとまっています。
それは、その人の思考回路がそもそもシンプルということです。
シンプル思考になっていないと、頭の中が整理しきれずに話の内容も複雑で長々としたものになりがちだということですね。日ごろから思考パターンをシンプルにするよう意識して、伝わりやすい話し手になりたいですね。