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UXデザインのプロセスとは

UXデザインは利用者の体験をデザインするもので、企業の多くから注目を集めていますね。
これは、市場が性能よりも体験を重視するようになるとともに、ビジネスのモデルも変化しているためです。

私もUXデザインは、大好きな仕事ですが、今日はどんな事を意識しているか書いてみますね。

多様な手法で行われますが、おおまかなプロセスを理解しておきましょう。

まず、目標を明確に設定しましょう。

実施するに至った経緯や背景などを整理し、何をゴールとするのかを明確に決めることで、ステップごとにやるべきことが決まりますね。

次に、設定した目標をもとにしたターゲットを対象に調査や分析をおこないます。
人が行動を起こすときには、欲求や意識などに起因します。

その心理を理解することで、利用したいという要因を特定します。
アンケートによる調査や、インタビューなどの手法がよく用いられますよね。

次のステップでは、調査した顧客心理をもとに、利用したいと感じるような体験を設計していきます。

心理に対する理解を深めることで、ターゲットによりマッチした体験を設計することが可能ですね。

設計ができたら、どのような形で導入するかを考えます。
活用する機能や方法を追求を行うことで、体験の実現性を高めると満足度につながります。

このプロダクトをもとに試作品などを制作していきます。

その後、社内におけるテストやデモを繰り返し、最終的に市場に投入します。
投入したら、結果の解析や分析をおこないましょう。

どんなメリットがあるの

近年、市場では製品やサービスの質だけで他社と競合するのが困難ですよね。

例えば、とても面白いゲームアプリでも、動作が鈍く待ち時間が多いようでは快適に遊べません。

そうすると、ユーザーは離れてしまいます。

そして、このイメージが製品や企業の評価にも結び付きます。

体験をもとに利用者の目線で考えることでニーズを知ることができ、
実現することができれば良い評価につながりますよね。

さらに、精度を上げていくと自社の付加価値となり、競合する他社との差別化を図ることが可能になります。
そうすると、集客やリピーターを獲得する効果にも期待ができますね。

体験や共感を売る

UXデザインを始めとしたUX(ユーザーエクスペリエンス)は、アメリカのビジネスの場でも重要視され広く認知されています。日本でも重要性はさらに高まるでしょう。

すでに商品を売るだけでなく、「体験や共感を売る」という時代に突入しています。
利用者の目線で考えるという意識を常に持つことが重要ですね。

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