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ユーザビリティを意識していますか?

何気なく見ているWebページですが、ページのどの位置から読みますか。
多くの人は意識したことはないですよね。

とはいえ、作り手がユーザーの目線の動きに注目するなら多くのメリットがあるんです。
知っておくなら、より効果的なWebサイト作成に生かせるでしょう。

意外と知られていないサイト作りの基本とは


サイトを作る際に大事なことは、ユーザーに大切な情報、伝えたい内容がきちんと伝わるWEBサイトにすることです。そのためには目線の動きを考えて作ることが大切です。

意識せず何となく構成するなら、伝えたい大切な内容が読み飛ばされてしまうこともあります。
アクセスが少ないサイトなどは、ここが原因だと言うこともよくあります。

とはいえこの目の動きを考慮して構成するなら、伝えたい大切な内容に目を通してもらえる確率が上がることでしょう。この人の目の動きを「視線の法則」と言います。実は、この法則には決まったパターンがあるんです。

構成はここを押さえよう!

代表的なパターンは3つあります。

一つ目はグーテンベルグ ダイヤグラムというパターン

これは、ページの左上からページの右下に向かって流れるように移動する目線の動きです。

斜めに目線が動いていくので、大事な内容はこの斜めの視線のラインに配置するならとっても効果的。ページの左上部分、真ん中の部分、右下の部分にユーザーに特に知ってほしい内容を配置出来ます。コンテンツが均等に配置されるデザインの場合、この法則を活用して準備出来るでしょう。

例えば、お問い合わせのボタンなどはよくこの場所にしています。

二つ目のパターンはZの法則です。

文字の通り「Z」の形に動く視線のパターンです。

ページの左上から右上、その後左下から右下へと動いていきます。それで、一番知ってほしい情報は、左上に配置すると効果的。そうするなら一番最初に大切な情報を見てもらえますね。画像を多く配置する場合、全体の内容を見て欲しい時、この法則に合った構成が良いでしょう。

三つ目のパターンは、Fの法則です。

Zの法則のように文字の「F」の形に動く視線のパターンです。

ページの左上から右上を見て、その後少し下がり左から右に、その後また左にと動いていくパターンです。文字量が多い場合や、内容をよく把握したい時に、この目線の動きがよく見られます。そのため、文字量の多いブログやニュースなどの場合は、この法則が最適でしょう。

実は、この法則を使っていることでアクセスが飛躍的に伸びたサイトが数多くあります。

Webで最短に効果が出やすい

視線の法則を理解しておくと、Webサイト作成に加え、印刷物を準備する際にも役に立ちますね。

この法則を活用して作成するなら、見る人にとっては読みやすいデザインのもの、そして依頼主にとっては、一番伝えたい内容をしっかりと伝えられるデザインになるでしょう。

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