アイデンティティはブランドを作っていく中でも最も重要なことです。
ブランドアイデンティティとは顧客にどう思われたいかを言語化したもので、キャッチフレーズのようなことを差します。また、ブランドの戦略を立てる際のブレない指標の役割があります。顧客が持つイメージを左右するため、非常に大切なポイントになりますね。
ブランドアイデンティティの一言で消費者は何を提供してくれるのかを理解することになり、イメージを定着させると同時に世界観もできあがります。ストーリー性や独自性、ロゴや広告によって世界観を確立すると共感してくれた顧客が定着化し、唯一無二の存在価値を得ることができるのです。競合との差別化を図るのにも必要不可欠なので、競合ブランドの分析も重要になってきます。
ブランドの考え方
ブランドというのは、良い商品やサービスの提供をお客様と約束することと考えます。
ブランドは消費者との信頼関係から成り立っているのです。企業の顔であり価値でもあります。信頼を積み重ねていくことによりお客様はそこに価値を見出し、ブランドがブランドとして機能するので、第一に顧客と考えるようにしましょう。顧客が満足すればブランドの価値が上がり、更に顧客の満足が得られるというサイクルを常に回していきたいですね。
そうする事で、モチベーションも上がり次の施策もワクワクしてきますね。
お客さんが喜ぶベネフィットとは
ベネフィットとは簡単にいうと「顧客が得すること」です。
上記の写真を見ると、統一感のある清潔な空間にワクワクすることありませんか?
消費者が物やサービスを欲しいと思うのは、ベネフィットがあるからなのです。そしてベネフィットには4つの種類があります。
利用すると得られる便利さを「機能的ベネフィット」
利用する時に感じるプラスの感情を「情緒的ベネフィット」
何らかの自己表現ができることを「自己表現ベネフィット」
他者に認められたと思わせることを「社会的ベネフィット」
この4つが合わさったブランドは確固たる自信を持つことになりますね。そしてそれだけ質の高い商品・サービスを提供できているという証拠にもなります。質の高いブランドを選んだことにより、お客様自身に優越感や満足感を感じでもらえるので、ブランドと消費者の両者にとってプラスになるのです。
”らしさ”に価値を置く
ブランドのアイデンティティを持つことは全てのことに繋がってきます。アイデンティティは「らしさ」であり、ブランドの存在価値となるものです。消費者にしっかりと伝えられるように、ブレない軸として設定しておきましょう。